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<hclass=”h2-basic”>離婚問題を弁護士に依頼するメリット

離婚問題を弁護士に依頼した方がよい理由とは?

知識と経験が豊富だから

皆さんは多くの場合初めて離婚する方が多いと思います。 仮に2,3回目だとしてもたった2,3回の離婚経験しかないのです。 弁護士は皆様の何倍もの事件に(当事務所のように離婚事件に注力している事務所の弁護士なら何十倍もの事件に)関わっています。 その経験の数だけ,状況毎に採る手段の引き出しの多さが違ってきます。 最近では,インターネット上で様々な離婚に関する情報が出回っています。 では,その知識だけで離婚への対応が十分かというと,残念ながらそうではありません。 離婚事件は,離婚できるかどうか,子供のことはどうするか,お金のことはどうするかなど, 法的手続きを進めていく場合に時間がどの程度かかるかなど,複数のことを同時に検討しなければなりません。 その処理を適切に行うためには,断片的な知識をつまみ食いするのではなく,離婚問題を体系的に理解することが不可欠なのです。 また,最先端の情報は,インターネット上にも書籍にも載っておらず,離婚紛争の現場に立たなければ入ってこないものです。 離婚事件に注力している弁護士は,家庭裁判所の最先端の動向を把握しています。

相手への対応を任せられる

離婚問題を抱えた人の中には,相手が高圧的であったりヒステリックだったり独自の理屈を展開され続けたりして, まともに話ができないという人が少なくありません。 そのような人は,相手と対峙することにストレスを感じ,離婚の問題を先送りにしてしまいがちです。 また,いざ離婚をしようと考えたときも,相手に押し切られて圧倒的に不利な条件を呑まされてしまうことも少なくありません。 しかし,弁護士は法と論理で物事を考えるので,相手の高圧的な対応等には,全く怯みません。相手に話が通じなければ,粛々と調停・訴訟へと進めていくだけです。

日々の仕事や育児に集中できる

紛争を抱えていると,日々の仕事や育児の間もついそのことに意識が向かい,集中力を欠いたりストレスが溜まっていったりします。 しかし,弁護士に任せたら,弁護士が自分の代わりにさまざまなことを考えたり対応したりしてくれるので,負担が大幅に軽減されます。 もちろん,弁護士に依頼しても度々報告や確認が来るので,全く離婚問題にタッチしないというわけにはいきません。 特に,調停の場合は,本人も毎回調停に出席しないとならないです。ですが,全て自分で考えて自分で事務作業も行うのと, 弁護士に任せられることは全て弁護士に任せるのとでは,負担が全く違います。

特に弁護士に依頼した方がよいケース

相手への対応が困難な場合

相手が高圧的であったりヒステリックだったりすると,本人でまともな協議離婚をまとめることは非常に困難です。 極めてこちらに不利な条件を呑まされたり,そもそも離婚自体ができなかったりするということが多いです。 そして,そのような相手に対して調停で離婚を求めると,調停委員は面倒な相手を説得するよりも,あなたを丸め込んだ方が早いと判断することがあります。 そうなると,あなたに不利な内容の調停を成立させたり,あなたは納得できていないのに別居を続けるという内容の調停を成立させたり,調停の取り下げを求めたりしてきます。 また,調停が不成立に終わると次は離婚訴訟をするしかありませんが,離婚訴訟で裁判官に適切な説明をして適切な証拠を提出するには,いよいよ専門知識が必要となります。 弁護士は,協議離婚の交渉でも調停の場でも,毅然と対応をします。無論,訴訟への対応に慣れているのは言うまでもありません。 相手への対応が困難な場合は,弁護士に依頼するメリットは非常に高いでしょう。

相手が離婚を拒否している、親権に争いがある場合

相手が離婚をすると言わない限り,裁判で離婚事由の有無を判断するほかありません。 また、親権についても合意ができなければ、裁判でどちらが親権者として適切か判断するほかありません。 では,こういった場合,必ず裁判をするしかないのか,裁判で離婚事由や親権者の適格性を証明して判決をもらわなければならないのかというと,必ずしもそうではありません。 交渉,調停,訴訟の中で,相手の真意を図ったり,相手に争い続けても無益だと理解させたりすることで, 判決に至る前に親権争いを解決して離婚を成立させることは,不可能ではありません。 そして,これらの手続きを迅速かつ適切に進めていくのは,専門家である弁護士でなければ困難です。

面会交流に争いがある場合

こちらが子供との面会交流を求めているのに相手が拒否していることもあれば, 逆に面会交流ができない事情がこちらにあるのに相手から面会交流を強く求められていることもあります。 面会交流は,子供の福祉のために行うものであり,実施するにしても,実施しないにしても,子供の福祉を最優先に考えなければなりません。 面会をすることが子の福祉に適うのか、制限することが子の福祉に適うのかを裁判所に適切に説明すること、 そしてこちらの希望が完全に通らなくてもベターを実現させることは、面会交流の案件を多く手掛けた弁護士でなければ難しいでしょう。

高収入であったり多額の財産があったりする場合

離婚事件において、慰謝料・財産分与・婚姻費用・養育費など、金銭が問題になることは少なくありません。 しかし、収入がそれほど多くなければ婚姻費用や養育費の金額は裁判所の算定基準で機械的に決まることが多いです。 また、財産がそれほど多くなければ分与も簡単に終わったりそもそも分与する財産がなかったりして簡単に終わります。 しかし、収入が高額な場合、簡易算定表では処理できなかったり、子供への教育費に多額の支出があったり、 複数の収入源があったりして収入を正確に把握することが困難であったり、収入に変動があったりして、 適切な婚姻費用や養育費の金額を算出することが簡単ではないことが多いです。 また、財産が多い場合は、財産を整理するのにもそれなりに手間がかかる上、夫婦共有財産以外の財産 (婚姻前からあった財産や親からもらった財産、相続で得た財産)と区別したり、 いつの時点での財産を分与の対象にするかが争点になったりして、複雑な処理をしていくことになります。 これらの対応は、弁護士に依頼しなければ困難でしょう。

特に相談した方がよいケース

こと、相談に関しては、あらゆる離婚問題について、1日でも早く弁護士に相談した方がいいと言えます。 離婚調停や離婚訴訟を起こされなくても、こちらが離婚を考えた、相手から離婚を求められた、 相手が何か不審な行動を取っている、その程度で構いません。 弁護士に依頼をした方がよいケースの典型例を前項でご紹介いたしましたが、 あなたのケースが弁護士に依頼をした方がよいのか、 それとも弁護士に依頼しなくても自分で何とかなるのかは、 実際に弁護士に相談をしてもないとわかりません。 また、ご自身で進めた結果、最善の結果が得られなくなってしまっているという方もいるかもしれません。 しかし、たとえベストが得ることは不可能になっても、現時点でのベターを目指す余地はまだ残っているかもしれません。 弁護士への相談は、早ければ早いほどいいです。そして、弁護士への相談がどれだけ遅れても、遅過ぎるということは少ないです。 そして,その中でも相手が弁護士に依頼をしてきたケースは,すぐに自身も弁護士に相談をした方がよいでしょう。 離婚事件は,双方の合意が成立すれば,ほとんど全てのことは有効になります。 相手の代理人弁護士が出してくる提案は,あなたから見て適切妥当な内容であることもあれば, あなたにとって実は不利な内容であるかもしれません。相手の代理人弁護士の提案に乗っかって話を進めた方がよいのか, それとも争うべきなのか,それを判断するには,あなた自身も弁護士に相談するしかないのです。

適切な弁護士に依頼しなかった失敗事例

弁護士に依頼をせずに自分で進めてしまったばかりに、 あるいは離婚事件への理解が不十分な弁護士に依頼してしまったばかりに、 失敗してしまうということもあります。 例えば、今まで子供の面倒を自分が見ていたのに、モラハラ夫の圧力に負けて親権を譲って離婚してしまう。 離婚条件を口約束で決めたら、離婚後に約束がなかったことにされて新たに請求を受けてしまう。 相手が収入資料を出さないというだけの理由で、婚姻費用について低い金額で合意をしてしまう。 こちらの婚姻前の財産まで財産分与の対象にされてしまう。 等々、弁護士に依頼しなかったため、あるいは離婚事件への理解が不十分である弁護士に依頼しなかったために、 取り返しのつかないことになってしまうケースは、非常に多くあります。 また、ここまで取り返しのつかないことにはならなくても、弁護士に依頼するのが遅くなったために、 それまでに無駄な時間と労力をかけてしまい、もっと早く弁護士に依頼していればよかったと言われる方は、非常にたくさんいます。

離婚弁護士の選び方

離婚に精通した弁護士を探しましょう

離婚に精通した弁護士の重要性
一昔前の弁護士の数がまだ少なく、離婚事件に注力をする弁護士がほとんどいなかった時代は、離婚事件は弁護士なら誰でもできる、 誰がやっても一緒と言われていました。 しかし、弁護士の数が増え、離婚事件に精通する弁護士が現れ始めてから、離婚事件に精通する弁護士とそうでない弁護士との間では、 離婚事件を扱うレベルに大きな差が出るようになっています。 今でも離婚事件は弁護士なら誰がやっても一緒などという弁護士がいたら、それだけで離婚事件のことをわかっていない弁護士と評価してよいでしょう。 また,人によっては,企業の案件を多く扱っている弁護士は腕がよく,個人の案件ばかり扱っているいわゆる街弁は腕が劣ると考えている方もいらっしゃるかもしれません。 しかしながら,弁護士としての総合評価はさておき,こと離婚事件一分野に絞って考えると, 日々企業の案件を扱っており離婚事件は年に1,2件程度という弁護士と, 常時離婚事件を多数扱っている弁護士とでは,後者の方が高いスキルを持っているのです。
離婚事件に精通した弁護士の見つけ方
では、離婚事件に精通した弁護士を見つけるには、どうすればいいでしょうか。 離婚専門サイトを持っている弁護士?「離婚に強い弁護士」でネット検索をしたら上位に出てくる弁護士? 残念ながら、離婚事件に精通しているとはとても言えない弁護士が、マーケティング目的のためだけに離婚専門サイトを持ち、SEO対策をしただけで「離婚に強い弁護士」で上位に来るようになっているというケースは多々あります。 そのような、偽者の「離婚に強い弁護士」に依頼すると、普通の弁護士よりも費用がかかる割に、事件処理の腕前はたいしたことがない(下手したら普通未満)ということになりかねません。 実は、弁護士の実力を最もよく知っているのは、同業者である弁護士です。 ですので、あなたの知り合いの弁護士やあなたが知り合いから紹介を受けた弁護士に、 「失礼ですが、この地域で離婚に強い弁護士はどなたでしょうか?」と聞いてみてください。 もし、弁護士への繋がりがない場合には、弁護士会・市役所・法テラス等で法律相談をした際に、 相談の最後に同じことを聞いてみてください。この質問で名前の挙がってくる弁護士こそが、あなたの住む地域で離婚事件に精通した弁護士です。 また、その質問に対して即座に「私です。」と答えたなら、その弁護士が離婚事件に精通した弁護士でしょう(ここで堂々とほらを吹ける弁護士はあまりいないものです)。
自分で離婚事件に精通した弁護士を判断する場合
弁護士の評価を知るには他の弁護士から評判を聞くのが一番ですが, せっかく自分の相談に乗ってくれた弁護士に他の弁護士を紹介してくれとお願いするのは気が引ける人も多いでしょう。 また,相談に乗ってくれた弁護士とそりが合わず,別の弁護士を紹介してくれとお願いしにくいということもあるでしょう。 そのような方に向けて,自身で判断する方法をいくつかご紹介いたします。 まず,ホームページを見る場合,その事務所のホームページを見るだけではなく,他の事務所のホームページと見比べてください。 できれば,同じ県内だけではなく,他府県の法律事務所のホームページと見比べるといいでしょう。 その結果,他の事務所のホームページと同じようなことしか書いていない事務所は,実はそれほど離婚事件に注力していない可能性があります。 他方,他の事務所のホームページには載っていない,独自の記載が多い事務所は,離婚事件に注力している可能性が高いです。 また,実際に法律相談に行ったときに,事件の処理方針・解決までの見通しを詳しく説明してくれる弁護士かどうかが大切です。 離婚事件は法的な問題が多岐にわたります。一つ一つの問題について相談者の質問に回答することは,弁護士であればそれほど難しくありません。 しかしながら,それらの問題を総合して実際にどのように解決していけばよいかを導き出せる弁護士は,それほど多くありません。 そして,法律相談に行ったときに,あなたがする質問に答えるだけの弁護士ではなく,逆にあなたに対して質問してくる弁護士こそ,離婚事件のことをわかっている弁護士です。 あなたに対して質問をする弁護士は,事件の処理方針・解決までの見通しを描くにあたって,あなたが語ったことだけでは足りないパーツが何であるかがわかっており,それを探しにくる弁護士だからです。 また,「私と同じような事件を扱ったことは今までありますか?」と聞いたときに,「あります。」「何度もあります。」と答えられる弁護士は, 離婚事件の経験が多く離婚事件に精通している弁護士と言ってよいでしょう。 ホームページ上の解決事例の場合, 実は架空の事例を載っている事務所もあれば,逆に多数の解決事例があるのにそれをホームページ上に載せていない事務所もあります。 直接弁護士に聞いてみるのが一番でしょう。なお,あなたの事件が極めて珍しい場合は,単に「ない」とは答えず, 「うちはたくさん離婚事件を取り扱っているのだけど,このケースは特殊なのでちょっとないなあ。」と申し訳なさそうに答えてくれるでしょう。

よい弁護士を見つける方法

さきほどは,離婚事件に精通した弁護士の見つけ方をご紹介しました。 ただ,離婚事件に精通しているかどうかとは別に,離婚事件以外にも通じる,一般的によい弁護士の基準というものもあります。 まず,明朗会計であることです。 最近はあまりありませんが,契約書も十分に作らずに高額な費用を請求してくる弁護士もいます。 また,一見すると低額なように見えて,絶対に必要な手続きにかかる費用をよくよくじっくりと計算してみると実は高額になってしまう費用基準を設定する事務所が, 最近出てきているようです。弁護士費用がトータルでどれくらいかかりそうなのか,だいたいの見通しでよいので教えてくれる事務所を選ぶのがよいでしょう。 次に,対応が迅速なことです。 弁護士の動きが1日遅れるということは,解決が一日遅れるということです。 依頼をしたらすぐ動く,進捗があったらすぐ報告をくれる,これらが積み重なると,同じ事件であっても解決までの日数に大きな差が出てきます。 そして,実際に相談をしたときにフィーリングが合うかも大切です。 依頼者も弁護士も人間であり,相性があります。 離婚事件は,弁護士に依頼したら処理を丸投げしてしまえるわけではなく,随時報告を受けたり,事実確認や方針の決定をしたりしていくことになります。 そこで,会って話をしたときに,直感的にしっくり来ない弁護士に依頼をしてしまうと,ずっと違和感が続いてしまいます。 そうなると,たとえ離婚事件が解決した後でも,どこかしこりが残ってしまうものです。

失敗する弁護士の選び方

失敗する弁護士の選び方としてよくあるのが,知り合いの弁護士に頼んだ,知り合いから付き合いのある弁護士を紹介された, 市役所等の法律相談で当たった弁護士に依頼した,家や会社の近所の弁護士に依頼した,とりあえずネットで検索したら出てきた弁護士にお願いした,などです。 もちろん,その弁護士が適切に処理をしてくれるということも当然あります。それは,たまたまその弁護士が離婚事件に精通している場合もあるでしょう。 また,あなたの抱えている問題がそれほど複雑ではなく離婚事件に精通している弁護士であってもそうでない弁護士であってもそれほど差が出てこないということもあるでしょう。 ひょっとしたら,離婚事件に精通している弁護士に依頼していたらもっとよい結果が出たかもしれないけど,そのことにあなたが気付いていないだけということもあるかもしれません。 しかしながら,あなたの抱えている問題が,離婚事件に精通している弁護士が手掛けるのか,そうでない弁護士が手掛けるのかで大きく差が出てくる案件の場合に, 弁護士の能力に着目することなくとりあえず接点ができただけの弁護士に依頼をすると,それは取り返しのつかない損失を生むことになるかもしれません。   いつ相談をすればいいの?
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弁護士 柴田収

弁護士 柴田収

弁護士法人テミス法律事務所代表弁護士。「感情的なことも含めて真の満足・納得を得てもらうことは、依頼者にとって経済的な利益よりも大切なときもあり、そこまで追求していきたい」と考え、多数の離婚問題の解決実績を持つ。近年は、特にモラハラ・DVを原因とした離婚事案を中心に取り扱っている。依頼者が自分らしく新たな日々を生きるために最適な解決策を常に考え、日々精進を重ねている。2023年10月、監修を担当した紅龍堂書店編著『毒親絶縁の手引き』出版。
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