男性 30代 会社員(岡山県在住)
女性 20代 無職
子供:-名
婚姻期間:1年以上5年未満
キーワード 長期間の別居 調停
事案と結果の概要
依頼者は妻と婚姻してから1年程度で、妻が家から出て行き、6年近く別居状態が続いていた。その間、依頼者は妻に生活費を払い続けた上で、依頼者は妻に、期限を区切って離婚に応じることを約束させた。ところが、約束の期限が来ても、妻は協議離婚を拒否し、離婚の話が進展しなくなった。そこで、依頼者は当事務所に依頼。 事案として、同居期間が短く、別居期間は十分に長いので、最終的に訴訟まで持ち込めば、離婚が成立できると判断。それを踏まえて、調停を申し立てて、早期の離婚に応じるのであれば、離婚成立後も一定期間は生活費を支払う事を提示し、離婚を求めた。 その結果、相手方は離婚に応じることとなり、訴訟で解決するよりもスピーディーに離婚が成立した。コメント
調停や交渉は、決裂したときにどうなるかというのを念頭において進める必要があります。本件では、別居期間が長期におよんでいたため、最終的に調停が不成立に終わっても訴訟で離婚を成立させることができるというと点が強みでした。相手方も、離婚が避けられないということを理解し、訴訟に移行する前に離婚に応じました。The following two tabs change content below.
弁護士 柴田収
弁護士法人テミス法律事務所代表弁護士。「感情的なことも含めて真の満足・納得を得てもらうことは、依頼者にとって経済的な利益よりも大切なときもあり、そこまで追求していきたい」と考え、多数の離婚問題の解決実績を持つ。近年は、特にモラハラ・DVを原因とした離婚事案を中心に取り扱っている。依頼者が自分らしく新たな日々を生きるために最適な解決策を常に考え、日々精進を重ねている。
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